四国キャンパス 研修ガイド2026

- ページ: 32
- 研修 取材
レポート
「 活 躍する人 材を採 用・定 着させる 極 意 」
2025 年 7月28・29日開催
取材・文 / 秋月茂文
本研 修は、学んだ内容を自社の採用活動にすぐ活かせる実践型プログラムです。
現在、多くの企業が人手不足に直面しています。その背景には労働市場が買い手優 位から
売り手優 位へと変化し、企業は「選ぶ側」から「選ばれる側」となったことが挙げられます。
その結果、採用の難易度は年々高まっています。
人手不足は人材の質の低下を招き、生産性の低下や人件費率の上昇、
離職 率の増加といった経営課題にも直結します。こうした課題に即対応できるよう、
本講座では理論だけでなく、実際の業務に落とし込める内容を重視しています。
自社の採用・定着力を高めたいとお考えの方は、ぜひご参加ください。
まず、参加者同士の自己紹介 や他己紹介
を通じて信頼関係を築くことから始まりま
した。他己紹介をしてもらうためには、相手の印
象に残る言葉をしっかり伝える必要があり、これ
は採用活動においても非常に役立つ視点だと参
加者は実感します。
1 日目のテーマは「選ばれる企業とは」。人材不
足の現状について、高卒就業者が約 30 年で 3 分
の 1 に減少し、1 人 採 用に約 100 万円かかるな
どのデータを交えた講義がありました。受講者は
自社の採用課 題や若手人材の採用状況について
考え、グループで意見交換を行いました。
この研修は、講義だけでなく個別ワークやディス
カッションを多用し、受講者同士の交流を通じて
自社での実践につながる解決策を自ら導き出す点
が特徴です。
続いて、採用に成功している中小企業の事例が
紹介され、HPや映像を用いて成功要因を具体的
に学びました。大手企業との差別化や独自性が鍵
であり、事例をもとに自社に取り入れられるポイ
ントをディスカッションしました。採用の悩みは企
業によって多様ですが、講師が一社一社の状況を
丁寧にヒアリングし、個別にアドバイスを行いま
す。これにより、単なる一般論ではなく、自社に
合った具体的な改善策を持ち帰ることができるの
も本研修の特徴の一つです。最後に「どのような
人物に長く働いてもらいたいか」という “ペルソナ ”
を明確にし、それに基づいた “採用コンセプト” を
作成。これらの作業が 2日目の内容に繋がります。
は、初日の学びを振り返ることからスター
トしました。午前のテーマは「採用プロセ
スの極意」。講師からは採用コンセプトを決めた
上で、求職者を集めることの重要性が説かれまし
た。従来の「とりあえず応募者を集めて→選考し
て→入社意欲を高める」という採用の流れは、中
小企業には向いていません。まず「どんな人を採
りたいか」という採用コンセプトを決めることが重
要です。その上で、
「対象者を集め→必要な情報
を伝え→選考し→入社意欲を高める」という流れ
が効果的であると学びます。
このプロセスを自社でどう実践できるかを考える
ため、個別ワークとグループディスカッションを交え
て「採用プロセスシート」の作成を行いました。こ
グループで悩みを共有し講師がサポート
1
日目
他己紹介で場が一気に和みます。
2
日目
32
- ▲TOP