三条校 研修ガイド2024

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- 研修スケジュールと内容
科 目/日 程
第1回
7月
内 容
工場管理と工場管理者の職務と役割
5Sの考え方・進め方
7月 9日(火)~11(木)
・工場管理の原理原則、工場管理者の職務
と役割を理解し、マネジメントサイクルに
基づく工場運営の必要性を学びます。
・5Sの考え方を理解し、その効果や阻害
要因、導入方法を学びます。
・工場管理の考え方と生産システムの概要
・工場管理者の職務と役割
・5Sの正しい意味と真の目的
・課題研究(ゼミナール)1
課題研究(ゼミナール)担当講師が派遣元企業を訪問し、工場の現地確認後、受講生・上長と面談します。
面談結果も踏まえて、ゼミで取り組む課題を決定していただきます。
第2回
8月
第3回
9月
第4回
10月
第5回
11月
第6回
12月
IEの考え方・進め方
8月20日(火)~22日(木)
原価管理の進め方と
コストダウン手法
9月17日(火)~19日(木)
品質管理の基本
現場の問題発見と解決手法
(QCストーリー)
10月15日(火)~17日(木)
生産計画の立て方と
生産統制の進め方
11月12日(火)~14日(木)
作業改善と効率化を担うIEについて理解
し、各種技法を活用した実践方法を学び
ます。
・現状分析のポイントと改善の考え方
・IE技法を使った現場改善の実践
・課題研究(ゼミナール)2
・原価管理の考え方
原価管理の仕組みと原価の把握方法を理
・原価構成
法を学びます。
・コストダウンの考え方・進め方
解し、収益確保につながるコストダウン手
・原価管理の実践
・課題研究(ゼミナール)3
・品質の維持・向上と組織で取り組む際の
・品質管理の考え方
・職場が抱える課題の解決手法と、QCス
・QC的問題解決の進め方
改善手法を学びます。
トーリーを展開するための実践方法を学
びます。
・QC7つ道具の意味と活用法
・QC的改善活動の実践
・課題研究(ゼミナール)4
・生産形態の分類と特徴
納期厳守をねらいとする工程管理の実務
・生産計画の種類と策定手順
形態ごとの特徴に留意しながら学びます。
・納期確保とリードタイム短縮
とリードタイム短縮の方策について、生産
改善案のまとめと成果発表
・ここまでの課題研究を積み重ね、レポー
これからの製造業と
工場管理者のあり方
・研修で学んだ知識・手法を再確認し、課
12月3日(火)~ 5 日(木)
・IEの考え方・進め方
トにまとめて発表します。
題研究で取り組んだ内容を自社に定着さ
せるための手順を学びます。
・生産統制の機能
・課題研究(ゼミナール)5
・課題研究(ゼミナール)6
・課題研究(ゼミナール)7
<課題研究成果発表会>
・課題研究成果の定着に向けて
講師の先生のつぶやきも興味深いものばかりでした
私は長く繊維業界にいますが、ずっと総務で経理や財務の
仕事に携わってきました。工場の現場の仕事はしたことはな
いのですが、三条校が定期的に送ってくださるガイドブックな
どを見て、5S、IE、QCといった工場管理の手法などに興味を
持っていました。
そこで社長に三条校の「工場管理者養成コース」受講をお
願いしました。総務の担当者でこのコースを受講する人は少
ないようでしたが、私にとっては新鮮な内容ばかりで充実した
時間となりました。私は総務担当として、自社の設備や働く従
業員のことはよく知っています。そんな自社の現状に研修の内
容を反映させたらどう変わるだろうか、どうしたら理想的な会
社に変えられるだろうかなどと考えながら受講することがとて
も面白かったです。講義の内容に加え、
「ものづくりの弱さは
不良という形で姿を現す」など、講師の先生が時折つぶやく
印象的な言葉も全部ノートに書き留めてきました。
今回の研修で学んだことを活かして、いずれは工場管理の
仕事に携わりたいです。そして会社をより良い形に変えられ
たら、将来の決算でどんな数字が出るのかも楽しみで仕方あ
りません。
株式会社ソフィーナ
(新潟県長岡市)
総務部 総務課 課長
江村 美登理さん
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