三条校 研修ガイド2024

- ページ: 11
- 研修スケジュールと内容
科 目/日 程
内 容
・管理者の役割などを学ぶとともに、自己
管理者の職務と役割
第1回
9月
第2回
10月
第3回
11月
分析や目標設定の考え方など、目指すべ
経営戦略策定
き管理者像を学びます。
・企業を取り巻く環境や自社の状況を的確
にとらえる分析手法などを学びます。
9月3 日(火)~ 6 日(金)
2025年
1月
2月
・課題研究(ゼミナール)1
会計の基本と財務分析
・財 務管 理の仕組み、財 務 分析の手法、
・財務管理の基本
分析数値の評 価と改善方法などを学び
10月1日(火)~4日(金)
ます。
・ピラミッド構造
・財務諸表の仕組みと読み方
・課題研究(ゼミナール)2
資金管理と管理会計
・利益と資金の違いや、お金を生む経営体
・利益と資金の違い
マーケティング・営業戦略
・マーケティングの基本や、
「顧客視点」か
・マーケティングの基礎知識
質改善の方策などを学びます。
らの自社の提供価値・マーケティング戦
11月5日(火)~8日(金)
略立案の手順などを学びます。
金 や人事 考課制度のあり方などを学び
今後の人材活用とリスク管理
12月10日(火)~13日(金)
組織を変革するチームと
メンバーの育て方
経営計画策定
2025年1月 7 日(火)~10 日
(金)
ます。
・今後の少 子高齢化の影 響により、多様
な従 業 員と働くにあたり、マネジメント
の視点で企業が留意することと対応法
・管 理 者が 押さえておくべき部 下 育成の
考え 方とチームの育成 方法などを学び
ます。
・実現可能性の高い中期経営計画を策定す
る方法について学びます。
・ヒト・モノ・カネ・情報の効果的な配分や
マネジメントゲーム
第6回
・外部経営環境の理解
・論理的思考とは
とらえる手法について学びます。
を学びます。
第5回
・経営戦略の意義
・物事を論理的に考える力や問題を正確に
人事管理と組織
12月
・目標設定と実施
論理的思考
・適正な人員配置と能力評価のあり方、賃
第4回
・管理の基本原則
活用の仕方、企業経営全般をマネジメン
成果発表会
トゲームを通じて体験的に学びます。
2025年2月25日(火)~28日(金)
・ここまでの課題研究を積み重ね、レポー
トにまとめて発表します。
・キャッシュフロー経営への転換
・顧客志向のマーケティング
・課題研究(ゼミナール)3
・経営戦略と組織の関係
・組織設計と活性化
・中小企業の雇用を巡る状況
・中小企業で発生する人事・労務リスクと
対応法
・課題研究(ゼミナール)4
・チームビルディングの進め方
・OJTの進め方
・経営計画の立て方
・中期経営計画策定演習
・課題研究(ゼミナール)5
・経営の基本と経営分析
・意思決定力の強化
・課題研究(ゼミナール)6
<課題研究成果発表会>
理想の経営者像、経営戦略の立て方を具体的に学べます
安田建設株式会社
(新潟県阿賀野市)
取締役副社長
太田 道子さん
当社は阿賀野市(旧安田町)を拠点とする総合建設会社で
す。建築、土木、解体、さく井、クレーンなど、多様な業務を展
開していますが、中でも足場の組み立て工事(仮設工事)や基
礎工事などの技術には大きな自信があります。地元では「ヤス
ケン」の愛称で親しまれ、地域密着型の経営を続けています。
私は、社長である母のサポート役として入社して3年になりま
す。2023年4月からは副社長として、経営にも携わる立場とな
りました。今の私の仕事を一言で言うと「社長の思いを形にす
ること」です。社長はとてもアイデアマンで、いろいろと新しいこ
とを思いつきます。それを企画書にまとめてスケジュールや予
算を調整して実現させていくこと、そして社員がより働きやすく
なるようにソフト面で社内整備をすることなどが私の大きな仕
事になります。
三条校の「経営管理者養成コース」の受講は、特に財務関係
の知識を学ぶことが大きな目的でした。お金の見通しを立てる
ことは会社経営の基本です。今回の研修では財務を軸とした経
営戦略の立て方をはじめ、目指すべき経営者像などをじっくり
と学ぶことができました。どの講義も実務に役立つものばかり
でしたし、自社の課題を多く発見できました。特に印象的だった
のは佐藤先生の一言「上に立つ人間ほど自分からコミュニケー
ションを取り、受け入れる姿勢を見せないと情報が入って来な
い」です。私もこの姿勢忘れないようにしていくつもりです。
会社経営にはさまざまな不安が伴いますが、三条校で得た知
識はその不安を払拭する根拠になります。講義の資料やノート
は全てファイルにまとめ、いつでも読み返すことができるように
し、日々の仕事の拠りどころにしています。
この研修では受講生同士のネットワークができることも大き
な魅力です。世代や年齢が違っても、皆が同じ受講生という立
場で付き合うことができるのです。日頃の悩みを同期生の仲間
のアドバイスで解決できたこともありました。
三条校の研修で、楽しい学びと新しい刺激を受けることをお
勧めします。
10
- ▲TOP