旭川校 研修ガイド2024下半期

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- コースNo.
財務分析の進め方(財務中級編)
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決算書の分析から改善へのヒントをつかむ
対象者
●研修期間/2024年10月16日(水)∼10月18日(金)
●研修日数・時間/3日間〈21時間〉
●募集定員/25名 ●受講料/32,000円(税込)
経営幹部、管理者
・自社の財務体質を把握したい方
・業務改善に手がかりをつかみたい方
・経理担当の方
研修のねらい
昨今の変化の激しい経営環境の中で、経営幹部・管理者には、自社の経営実態を正しく迅速に把握し、適時適切に具体的な対応を推し進
めていく力が求められています。自社の経営実態を把握するためには各種の手法がありますが、その中でも基本となるのが財務分析です。
本研修では、財務の観点から自社の現状を定量的に読み取るための分析力を身につけるとともに、定量的把握に留まらず、分析結果から
自社の特徴・問題を発見し、実際の現場の状況等と照らし合わせながら、自己の業務において取り組むべき改善策を検討します。
研修の特徴
◎財務諸表や財務数値を、実際の企業活動と結びつけて学びます。
◎財務諸表から自社の経営内容を客観的に把握する手法(各種分析手法)
を理解します。
◎財務諸表から自社の問題点を把握する方法を学びます。
※財務分析を行うには財務の基礎知識が必要となるため、基礎から学びたい方はコースNo.18「決算書の読み方講座(財務初級編)」の受講をお勧めします。
カリキュラム概要
月/日
※カリキュラムは、都合により変更する場合がありますので予めご了承ください。
時間
科目
内容
講師(敬称略)
10:20∼10:30 開講式 オリエンテーション
10/16
(水)
財務分析の
10:30∼12:30
基本的視点
収益力の検証
13:30∼18:30 (P/Lからのアプローチ)
18:45∼20:15 交流会
10/17
(木)
9:00∼12:00
13:00∼18:00
9:00∼12:00
10/18
(金)
財務分析の考え方の基本を理解した上で、具体的な分析の仕方を学びます。
◆決算書とは何のためにあるのか
◆財務分析とビジネスモデル
◆損益計算書、貸借対照表、キャッシュフロー計算書(財務三表)
◆財務三表のつながり
「販売数量」の概念を取り入れた損益計算書分析の進め方を演習を交えて
学びます。
◆変動損益計算書と損益分岐点
◆損益分岐点を達成するための4つの方法
◆経営戦略により損益計算書を「創り出す」
受講者同士の懇親と情報交換
前田誠公認会計士事務所
所長
前田 誠
資金繰りの視点からの財務分析の進め方を演習を交えて学びます。
資金繰りの検証
(B/Sからのアプローチ)
自社分析の実践
(演習)
13:00∼16:00
◆貸借対照表と資金の動きの関係
◆3種類のキャッシュ・フロー
◆簡易キャッシュフロー計算書の作成
◆運転資金と設備資金
自社の決算書を用いて実際に財務分析を行ったうえで、講師のアドバイス
を受けながら、自社の経営課題の抽出と改善策の検討に取り組みます。
◆財務分析による自社の経営実態の把握
◆経営課題の抽出と財務の視点からの改善策の検討
【演習講師】
(最終日のみ)
合同会社
旭川経営管理事務所
代表 中小企業診断士
佐々木 洵
16:00∼16:20 終講式
講師紹介
前田 誠 (まえだ まこと)
佐々木 洵 (ささき じゅん)
前田誠公認会計士事務所 所長
合同会社旭川経営管理事務所 代表
1974年生まれ。北海道深川市出身。旭
川東高等学校卒業。北海道大学大学院経
済学研究科経営情報専攻修了。2003年
公認会計士登録、2016年中小企業診断
士登録、2018年税理士登録。大手監査
法人の東京事務所にて17年間勤務後
2016年に札幌にて独立開業。独立開業
後は会計監査に従事する傍ら、建設業を
中心に中小企業の事業再生支援業務、経
営診断業務に従事。
1981年生まれ。東北大学経済学部経営学科
卒業。2009年度社会保険労務士試験合格、
2010年度中小企業診断士試験合格。不動産
デベロッパー勤務を経て2013年より総合法
律事務所勤務。総合法律事務所では、弁護士と
二人三脚で企業法務、破産処理、人事労務等の
案件に従事する。また、2014年に合同会社旭
川経営管理事務所を設立し、経営コンサルタン
ト業務を開始する。中小企業事業主の立場に即
した会計・人事労務セミナーを多数開催。
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